漫画「亜人」が面白い!ただのバトル漫画じゃない、戦略が面白い!
2017年9月佐藤健主役で映画化もされた話題作。
世にバトル漫画は数多くあれど、「亜人」は一味も二味も異なる異色のバトル漫画と言えます。
2020年1月現在、15巻まで発刊されており、継続中なことから人気作品と言えそうです。
話はどんどんスケールが大きくなり、国家ぐるみの陰謀も絡んできます。
非常にテンポよく読み進められる作品で、一気読みにもオススメな作品です。
漫画「亜人」のあらすじ
「亜人」、それは見た目は普通の人間と変わらない生物だが、死なないのである。
主人公・永井圭は高校生で、友達との下校中にトラックに轢かれて事故死する。
しかし、彼はすぐ生き返った!
そう、彼は「亜人」だったのだ。
亜人のほとんどは自分が亜人だということを一度死ぬまで気付いていないようだ。
亜人とバレてしまった圭は政府から追われる存在となり、懸賞金が懸けられ、全国放送で顔も割れてしまう。
そんな折、亜人過激派で「帽子」と呼ばれる謎の男である佐藤と、政府に捕らわれていた田中が圭をリクルートしようと近づく。
果たして「亜人」とは何なのか?
圭は亜人としてどのように生きていくのか?
亜人過激派vs政府組織の戦いはどこへ向かうのか!?
漫画「亜人」の面白さ
亜人「別種」の存在
亜人の中には「別種」と呼ばれている種類がいる。
漫画「亜人」の特異な漫画にしているのがこの「別種」の存在だろう。
別種は「黒い幽霊」と呼ばれる異形のものを出現させることができる。
この黒い幽霊は亜人の分身のようなもので、通常はコントロールすることができ、戦闘することも可能。
通常時、黒い幽霊は人間の目には見えず、人間にとっては厄介な存在となる。
黒い幽霊同士の戦いも中にはあり、これがなかなかの迫力である。
政府組織vs亜人過激派との戦略に富んだ戦い
帽子をはじめとする亜人過激派は次々とテロを起こす計画を立てる。政府組織はそれを防ごうとするわけだが、それぞれの戦略が最大の見所であろう。
亜人は死なないおまけに黒い幽霊まで扱えるとあって、圧倒的に有利な条件。
負傷するとわざと死ねばフル回復するわけですから、厄介なわけですわ。
死なないわけですから、こんな攻撃もします。
このせめぎ合いがとにかく面白い!
主人公・圭がとにかくクズ
普通主人公は正義感に溢れて、誰もが共感できるようなヒーロー的存在だろう。
しかし、圭は自分の妹までもが認めるクズ野郎。
友人が犯罪者の息子と知ると何のためらいもなく縁を切る。
と思いきや、自分がピンチの時は助けを求める。
協力してくれた恩人が銃で撃たれると、ただの死体扱い。
頭は切れるが、とにかく非情、うわべだけで自分が良ければそれでよし。
そんな異例な主人公がある意味斬新で、面白いです。
漫画「亜人」を電子書籍で購入
漫画「亜人」その特異な設定もあり、1巻目がとにかく面白い!
ぜひ1巻だけでも試しに読んでみていただければ、その魅力にはまり読み進めること間違いなし!