『鬼滅の刃』が面白すぎる!漫画は画力よりもストーリーだ!を実証
漫画好きの方であれば、昨今大ヒットしている『鬼滅の刃』の名前は誰もが聞いたことがあるだろう。
『鬼滅の刃』は絵が下手と言うレッテルを貼られているが、果たして本当に面白いのか!?
その画力を補うだけのストーリー性はあるのか!?
「鬼滅の刃」は実は2019年年間累計売上が、11年連続1位のあの『ONE PIECE』を超えたというのだ。
11年連続首位のONE PIECEを抜くとはこれは歴史的快挙ですよね!
これは4月からスタートしたテレビアニメで人気に火がつき、一気に爆発したものと思われます。
果たして何がそんなに面白いのか!?紐解いてみよう!
『鬼滅の刃』のあらすじ
時は大正時代、『鬼滅の刃』では主人公・竈門炭治郎は亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きとして家族の暮らしを支えていた。ある日、街から戻った炭治郎は、家族が鬼に惨殺されたのを目の当たりにする。
唯一妹・竈門禰󠄀豆子は一命を取り留めているのを発見するが、何と鬼に変貌していた。
禰󠄀豆子に襲われる炭治郎であったが、冨岡義勇と名乗る剣士に救われる。
鬼となってしまった禰󠄀豆子を殺そうとする義勇であったが、鬼の中にいる禰󠄀豆子の意識、炭治郎との絆に気づき、考えを改める。
ここから炭治郎は妹・禰󠄀豆子を人間に戻す方法を求め、また、家族を惨殺した鬼を見つけ出し仇を打つ旅に出るのであった。
果たして炭治郎と禰󠄀豆子は追い求めるものを見つけることができるのか?
『和風剣戟奇譚』と呼ばれるこの漫画ですが、絵の下手さが逆になんとなく和風感を出していて見慣れるといい味出してます。
『鬼滅の刃』の面白さを考察
主人公・炭治郎のまっすぐなキャラクター
主人公・炭治郎は家族思いの優しい少年。
家族皆殺しにされ、残った鬼になった妹・禰󠄀豆子を守るその健気な姿がなんとも好感をもてる。
その正義感・優しさから、判断が遅くなる一面もあるが、自分が倒した化け物にする慈悲の心を見せる。
バトル漫画において主人公であるヒーローが実直であるキャラだと自然と応援できますよね!
妹・禰󠄀豆子がかわいい!そしてしっかり強い!
物語冒頭、妹・禰󠄀豆子は悲惨なことに恐ろしい鬼に変化させられてしまう。
最初、人間としての意識も消え、炭治郎に襲いかかる禰󠄀豆子であったが、炭治郎の必死の呼びかけに、人間としての何かを思い出したよう。
それ以降、禰󠄀豆子は言葉を発することはないが、炭治郎への愛情、炭治郎を守ろうとする姿が印象的だ。
ちなみに鬼になったので、めちゃめちゃ強い。敵の鬼の頭を一撃で吹っ飛ばす馬鹿力です。
最初恐ろしい形相で暴れていた禰󠄀豆子ですが、話が進むにつれお茶目な一面を度々描かれ、なんとなくほっこりしてしまう。
奇抜なストーリーも実は王道のバトル漫画
『鬼滅の刃』は鬼となった妹と、一家を殺したラスボス的な鬼を倒しにいくと言う一見奇抜なストーリーですが、構成としては王道のバトル漫画だと思う。
王道のストーリーとしては、ラスボスと対峙するまで主人公は修行を重ね、道最中いろいろな敵と遭遇し戦闘、そして勝利の繰り返し、といったところでしょう。
『鬼滅の刃』もまさにその構成で、各敵を仕留めた時の爽快感はバトル漫画そのもの!
主人公の強さの成長もバトル漫画ならではで、ストーリーを追うごとに炭治郎の成長を実感できる。
漫画『鬼滅の刃』を読んでみる
確かに、絵のタッチのクセで避けてきた漫画ファンも多いことでしょう。しかし、それも気にならなくなる重厚なストーリーにはまること間違いなし。まずは1巻読んでみてください。
アニメ版『鬼滅の刃』をみてみる
『鬼滅の刃』はアニメのヒットで人気に火がついた作品と言えましょう。
2020年2月現在、ネット配信ではhulu、U-NEXTで配信されているので、こちらも合わせてみてみよう!
なお、アニメ版の映像は美しいと評判で、漫画版の絵のタッチは修正されているようですw