『LEVEL E(レベルE)』この漫画が面白い!ファン必読、天才冨樫義博が描く2巻完結の隠れ名作!

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漫画 レベルE

漫画『レベルE』を知っているか!?不朽の名作!

漫画 LEVEL E(レベルE)
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もはや紹介も不要な名作『HUNTER×HUNTER』『幽★遊★白書』の作者として有名な天才・冨樫義博が世に出した短編集的な2巻完結の隠れ名作が『LEVEL E(レベルE)』。

『レベルE』は地球人に知られることなく、地球に潜む宇宙人を題材にしたSF作品です。地球にやってきたドグラ星の王子が巻きこす悪ふざけを描くオムニバス的な短編集です。

『レベルE』は、『幽★遊★白書』の後に『週刊少年ジャンプ』に掲載され、後に『HUNTER×HUNTER』が連載されることになります。
面倒くさがり、時には雑、ゲーム好き、などで知られ、『HUNTER×HUNTER』も何度も休載することで知られる冨樫先生ですが、その人がアシスタントを使わずに一人で描きあげた作品で、異例の月1連載でした。

短編集ですが、作品ひとつひとつは深く作り込まれており、短編とは思えない重厚な作品となっています。
特に『HUNTER×HUNTER』が好きな方は気に入ると思います。

タイトル『レベルE』は当時冨樫先生が観ていた映画『LEVEL4』をもじったものだが、『E』はエイリアンの綴り(Alien)をEから始まると勘違いしたものらしい。。。

『LEVEL E(レベルE)』のあらすじ

現在地球には数百種類の異星人が行き交い生活している。
しかし、地球人はその事実を知らない。

筒井雪隆は高校入学とともに一人暮らしを始めるべく、新居にやってくると、そこには見知らぬ男が。。。

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©︎LEVEL E(レベルE)

それはドグラ星第一王子の『バカ王子』。バカ王子は宇宙一の天才的頭脳と美貌の持ち主だが、その性格の悪さ、人を困らせることを楽しむとんでもない野郎!

『レベルE』では16話8編からなり、このバカ王子が仕掛けるいたずらが中心に描かれる物語です。各編のつながりは薄く、1話1話別々に楽しめる構成となっている。

『LEVEL E(レベルE)』の面白さ

バカ王子の面白さ

レベルEでは、バカ王子の破天荒っぷりや、人を操り困らせることで物語が進んでいきます。
バカ王子はその性格の悪さが際立っているのですが、なぜか嫌いに慣れないお茶目さ、天然ぽさも持ち合わせています。

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©︎LEVEL E(レベルE)

濃厚な物語

基本的にはバカ王子の人を困らせる事柄が中心に描かれており、各編別々の物語となっております。個人的には小学生5人をヒーローになれる変身キットを王子が渡す『原色戦隊カラーレンジャー編』が好き。

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©︎LEVEL E(レベルE)

カラーレンジャーに選ばれた子供達は変身を繰り返すことでレベルが上がっていく仕組みで、最終的にRPGの世界に閉じ込め、クリアを目指させるという内容。

なんとなくHUNTER×HUNTERのグリードアイランド編に似ていて、そのあたりの物語がこのみなら好きかもしれません。

基本的にはギャグ漫画

冨樫先生得意のバトル要素はなく、シリアスな話ではなく、基本的にはギャグ要素が強い漫画です。基本的にはバカ王子がボケ、その他のキャラがツッコミを入れるという構成。

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©︎LEVEL E(レベルE)

王子の天然バカっぷり、そして全力で突っ込まれっぷりが笑える!

さすがの画力

冨樫先生は連載に原稿が間に合わない時には雑な原画のまま掲載させてしまうと言ったエピソードが有名ですが、レベルEに関しては丁寧に描かれており、さすがの画力を感じます。

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漫画『LEVEL E(レベルE)』を電子漫画で読む

『LEVEL E(レベルE)』も電子書籍化されており、2巻完結の短編集なので、サクサクと最後まですぐに読めちゃいます。天才冨樫ワールドを満喫できると思いますので、『HUNTER×HUNTER』や『幽★遊★白書』ファンのみならず読んでほしい作品です。

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